中古車は新車に比べて安く購入でき、納車までの時間が1~2週間程度なので、すぐに乗れるといった利点がありますが、少しでも状態の良い中古車を探すには、ある程度の知識が必要になります。まず、チェックするポイントとして事故歴や修復歴の有無があり、親切な販売店の場合は教えてもらえますが、そうでない場合は自分でチェックする必要があります。ボンネットやドア、トランクなどのパネルを見て、隙間が均一になっていか確認をします。均一になっていない場合は交換した可能性やフレームが変形していて車自体が歪んでいる可能性が高く、走行時の異音の原因となる場合がありますので、こういった車は避けます。

また、ボンネットやドア、トランクなどを開け、取り付けてあるボルトの塗装が剥げていたら交換した可能性が高いので、注意が必要です。次にチェックするポイントとして、走行距離があり、あまり距離を走っている車だと消耗部品も多くなってきますので、できるだけ走行距離の少ない車を選ぶようにします。次に、車検証に記載されている車体番号と中古車の車体番号が一致しているかの確認をします。以前、2台の事故車を買取り、使える部分だけ合わせて1台の車にして販売し、車検の時に車検証に記載されている車体番号と中古車の車体番号が一致しないので、車検を受けられないといった事件がありましたので必ず確認します。

次に、ハイブリッドカーや電気自動車は、バッテリー交換のリスクがあり、交換費用を考慮して購入する必要があります。