中古車というのは新車と違ってすでに人に使用されたものであるために、コンディションが気になるという人も多いものです。そこで、車を選ぶ時に年式や走行距離を重視する時に10年10万キロを超えた車は寿命なので手を出さないほうが良いと思っている人も少なくありません。たしかにこのぐらいの時期になると、経年劣化の影響や走行による消耗部品の交換が必要となってくる時期だけに、何かとお金がかかってしまうものですが、逆にそれらの手入れさえしっかりされているのであれば、それから先まだまだ乗ることができるものとなっています。日本の車というのは特別な整備をしなくても、10年10万キロは余裕で持ってしまうのですが、それだけにしっかりと整備をしている人はそれほど多くありません。

そのような車が中古車市場に流れれば、状態面で問題があるということになってしまうため、10年10万キロを超えた車は危険だと思っている人も多くなっています。しかし、大事なことというのは整備をされているかどうかということであり、単純に年式や走行距離で判断できるものではありません。もちろん、10年10万キロの中古車よりも、3年3万キロの車のほうが状態が良い可能性ははるかに高いものですから、ある程度参考になるにしても、必ずしも年式が古く走行距離が長いから悪いというわけではなく、逆に年式が新しく走行距離が短くても扱いが悪ければ状態も悪くなってしまっている可能性は高いため、まずしっかり整備をされているかを確認して車を選ぶと良いでしょう。